自分にとっての読書

自分にとって、読書は生活の一部。

朝から忙しくたち働いて、1人になる時間もない。そんな環境に身をおいていたことが過去にありました。

常に本を数冊もち歩き、ジャンル問わず選び、隙間時間も読む。
カフェで本を読みたいがために、人との待ち合わせ場所近くに1時間も前に行っている。
マンガも雑誌も新聞も大好き。

 

そんな生活を送っていた私は、ある環境の変化により朝から忙しくたち働かなければならなくなりました。

そんな生活が2週間も続いた頃、気が付きました。まったく本を読んでいない、新聞の見出しすら目を通していないことに。

愕然としました。
大好きな本を読んでいないことに2週間も気が付かないなんて。

その時なんだか自分の一部が失われていくような感じがしました。
同時に読書は私にとって趣味ではなく、生活に欠くことのできないことなのだと。

読書は自分を見失わないようにするための手段。

それがはっきりわかって以来、どんなに忙しくても、一行でも5分でも読んでいます。そして、読書の時間をまったく作れないような生活はどこかで間違えている、
そんなふうに思いながら生きるようになりました。

 

父が読書好きで、小さいころから本が家にたくさんありました。

本を読む楽しみと、生きる上での「武器」。

読書という贈り物をくれた父に感謝しています。