書籍「話すチカラ」レビュー

今回紹介する「話すチカラ」は、TBSアナウンサー安住紳一郎さんと齋藤孝先生の師弟コンビによる、ライトで奥深い内容の本です。

 

著者紹介

齋藤孝教授は、明治大学文学部の教授で、教育学、身体論、コミュニケーション論を専門としています。 ベストセラー著作家で、文化人としても活躍しています。

安住紳一郎アナウンサーは、TBSの人気アナウンサーで、バラエティ番組や、音楽番組の司会を務めています。 二人は、明治大学で先生と生徒の関係でした。

本書は、両著者の対談や安住アナウンサーが明治大学の学生に行った講演の内容を書き起こしたものです。

 

内容

わかりやすく話すことや人間関係がうまくいく話し方、そのためのインプットのしかたなど、勉強になること満載です。

また、日本語に対するマニアックぶりや安住アナの学生時代の話、超一流のアナウンサーならではの話術の裏側は、読んでいて楽しいです。

 

それ以外にも、会社員として仕事をするという選択への思いや、ストレスのケアなど、日常的に参考になることも書かれていてます。

 

特に斎藤先生による、「まずは与えられた役割や持ち場の中で全力を尽くすことが大切」ということばに勇気をもらいました。

 

語り口はお二方ともソフトですが、奥深い内容の本です。

 

本書を読むことで、学校や仕事、日常生活で役立つ話すチカラを身につけることができるので、オススメです。

 

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