原田マハさん「楽園のカンヴァス」を紹介します。
私が原田マハさんの著作を初めて読んだのが、「楽園のカンヴァス」
上質な大人の表現が印象的で好きになりました。
アンリ・ルソー最晩年の代表作「夢」をめぐるアートミステリー。
だけど、もうひとつ見えない糸が全編を貫いていて、ラブストーリーとしても楽しめます。
アートやキュレーターの仕事についても興味深く、それらの予備知識なしでも楽しめます。
ミステリーなので早く先を読みたいという気持ちと、そこに書かれている表現をゆっくり味わいたい気持ちが交互にやってくる感じです。
読みごたえのある作品でした。
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